🌟「寄付」って、誰のため？
「またインフルエンサーの話でしょ？」
「寄付ってパフォーマンスじゃないの？」
正直、私もそう思っていた一人でした。
ニュースやSNSで話題になる実業家や起業家の“寄付”って、なんとなく距離があって、どこか信じ切れない自分がいたんです。
でも今回、竹花貴騎さんという一人の若き起業家が「1億円以上を寄付し、最年少で紺綬褒章を受章した」というニュースに触れ、心が動かされました。
紺綬褒章（こんじゅほうしょう）という言葉を、はじめて知った方も多いかもしれません。
これは国から授与される、非常に名誉ある章。しかも今回、30代前半という年齢での受章は、まさに異例中の異例でした。
なぜ、ここまで若い経営者が多額の寄付を行い、そして国家からの栄誉ある表彰を受けるに至ったのか？
単なるビジネスパフォーマンスではなく、その背景には「教育」「地域」「未来」への深い思いがあったのです。
「ビジネスで成功するだけではなく、社会に何を残せるか」
そんな問いに真正面から向き合い、行動している若者がここにいる。
この記事では、竹花貴騎さんという人物がどんな経験を経て、どんな思いで社会貢献に取り組んでいるのかを、できる限り客観的に、そして丁寧に紐解いていきます。
MDSという事業の全貌にも触れながら、「今、私たちがこの時代にどう生きるべきか？」を一緒に考えていけたら嬉しいです。
竹花貴騎氏とは何者か？
竹花貴騎（たけはな たかき）氏は、1992年6月4日生まれ、東京都東村山市出身の実業家・起業家・YouTuberです。
彼は、若干27歳にして地元・東村山市へ1億1円の寄付を行い、最年少で紺綬褒章を受章するという快挙を成し遂げました。現在、彼は世界7カ国で11業種を展開し、200名以上の社員を抱える企業グループ「MDS（Marketing Design Studio）」を率いています。
また、オンラインビジネススクール「ユアユニ（UR-U）」の運営や、SNSマーケティング、海外進出支援など、多岐にわたる事業を展開しています。彼の活動は、単なるビジネスの成功にとどまらず、教育や社会貢献への深い情熱に裏打ちされています。
彼の行動は、多くの若者や起業家にとってのロールモデルとなっており、社会全体への貢献という観点からも高く評価されています。
MDS（Marketing Design Studio）の事業内容
竹花氏が代表を務めるMDSは、デジタルマーケティングを中心としたコンサルティング会社です。主な事業内容は以下の通りです：
デジタルマーケティング戦略の立案と実行：企業のオンラインプレゼンスを強化するための戦略を提供。
SNS運用サポート：InstagramやTwitterなどのSNSを活用したブランディングと集客支援。
オンライン教育プラットフォームの運営：自身の経験を基に、ビジネススキルやマネーリテラシーを学べるオンラインサロンを開設。
これらの事業を通じて、MDSは多くの企業や個人の成長を支援しています。
若き実業家としての挑戦と影響力
竹花氏は、若くして多くの成功を収めていますが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。
彼は、オンラインサロンの運営において一部の会員から返金クレームが寄せられるなど、炎上騒動を経験しています。しかし、これらの経験を糧に、彼はより透明性の高い運営を心がけ、信頼性の向上に努めています。
彼の影響力は、SNSやYouTubeなどのメディアを通じて広がっており、多くの若者や起業家にとってのロールモデルとなっています。彼の活動は、単なるビジネスの成功にとどまらず、社会全体への貢献という観点からも高く評価されています。
地元・東村山市への1億円超の寄付
2020年6月、竹花氏は新型コロナウイルスの影響で学校での授業が受けられない子供たちへの支援として、出身地である東村山市へ1億1円の寄付を行いました。
この寄付は、教育の機会を平等に提供することを目的としており、彼の教育に対する深い造詣と情熱が伺えます。また、この寄付により、彼は日本国内で最年少、最高額の寄付者として記録され、2022年4月27日には天皇陛下より「紺綬褒章並びに賞杯」を授与されました。
教育への深い情熱と社会貢献
竹花氏は、教育の重要性を強く信じており、特にマネーリテラシーやビジネススキルの習得を重視しています。彼は、日本の学校教育が世界的に見て後進的であると考えており、授業での黒板使用や教育とは関係ない校則などに疑問を呈しています。
そのため、彼はオンラインサロンを通じて、実践的なスキルを学べる場を提供しています。
また、彼の社会貢献活動は国内にとどまらず、2023年にはパキスタンの国営非営利団体であるAl Mustafa孤児院に対して4000万円の寄付を行っています。彼は、教育を通じて格差を是正し、世界中の子供たちに平等な機会を提供することを目指しています。
■https://onlinesalon-mania.com
日本における寄付文化の現状と課題
寄付という行為は、社会貢献のひとつの形として世界中で注目されています。しかし、日本における寄付の文化は、欧米諸国と比べてまだまだ発展途上であることがデータからも見て取れます。
たとえば、2020年の日本の個人による年間寄付総額は約1兆2,000億円。これは名目GDPに対して約0.23％にあたります。これに対して、イギリスでは0.47％、アメリカではなんと1.55％が個人寄付としてGDPに反映されています。こうした数字からも、日本の寄付文化がいかに控えめであるかが浮き彫りになります。
さらに、人口1人あたりの年間寄付額を見てもその差は顕著です。日本では約9,600円にとどまるのに対し、イギリスは約22,000円、アメリカは10万円を超える金額となっており、日本は欧米諸国の水準に遠く及ばないのが現状です。
このような背景の中、日本の寄付額の大きな割合を占めているのが「ふるさと納税制度」です。2020年時点では、個人寄付全体の中でおよそ6,700億円以上がこの制度によるものでした。ふるさと納税は、返礼品を目当てとする動機も多く、純粋な寄付とは言い切れない側面もありますが、それでも多くの人が地域への支援を行うきっかけとなっているのは確かです。
近年では、災害支援のような返礼品を伴わないふるさと納税も増えており、「寄付」に対する人々の意識も少しずつ変わりつつあります。実際、ふるさと納税を除いた寄付金額も、2016年と比較して2020年には増加傾向にあり、社会貢献への関心が徐々に高まっている様子がうかがえます。
それでも、国際的な視点で見れば、日本の寄付文化はまだまだ芽生えたばかりとも言える段階です。だからこそ、実業家・竹花貴騎氏のように、自ら積極的に寄付を実践し、社会へ還元する姿勢を示す存在は、次の世代にとって大きな刺激となるはずです。
こちらが私が独自で調べたわかりやすい「日本・英国・米国の個人寄付総額の比較グラフ」です👇
日本：1.21兆円
英国：1.49兆円
米国：34.59兆円（圧倒的！）
各国の調べた年数が違いますが、アメリカの寄付文化の規模がひと目で分かりますよね。
まとめ
正直、最初は驚きました。
“竹花貴騎”という名前を聞いたことがあっても、ここまで壮大な社会貢献をしているとは知りませんでした。まだ30代前半という若さで、1億円以上の寄付をし、しかも最年少で紺綬褒章を受章——。これは本当にすごいことです。
でも、すごいのは金額ではありません。
「成功者は社会のために還元すべき」という信念。
そして「教育こそが未来を創る」という熱い想い。
そこに、彼の本当の価値があるのだと感じました。
私たちは、どうしてもインフルエンサーや起業家に対して「うさんくさい」「お金だけ稼いでるんじゃないの？」というイメージを持ちがち。でも竹花さんの活動を知ると、その偏見が覆されます。
海外でのビジネス展開。教育に対する問題提起。
そして、利益だけではなく「未来の社会をどう変えていくか」にフォーカスしている姿勢。これは簡単なことではありません。
自分の利益を優先してしまいがちな時代に、あえて“次世代のための教育”や“地方自治体への貢献”に取り組む——その覚悟と行動に、私たちも学ばされることが多いはずです。
🌍「社会に貢献する実業家」という道を歩む彼の姿は、これからビジネスに挑戦したい若者にとって、大きなヒントになると思います。
誰かのために生きることが、結局は自分の人生の深みになる。
そんな大切なメッセージを、竹花貴騎さんは行動で教えてくれているのかもしれません。
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URUオンラインスクールを運営されている竹花貴騎さんに興味を持った方へ、一応リンクを貼っておきます！この動画を見るだけでも学べると思います😊
YouTubeで竹花さん自身の過去にあった話を楽しく話している動画が盛りだくさんありました。
またURUオンラインスクールやMDSの事業内容もお話されている動画もありますので、興味がありましたら是非見てみてくださいね。
では、次回もお楽しみに！！
